僕達､物怪庵の方ですが？【不機嫌なモノノケ庵】【募集中】

二十八ノ怪【ユウカside】 ページ32

「あぁー､裏交渉やな」←



ユ「裏交渉！？怖いよ！？」



威光の事は､妖怪にも人間にもあまり知られてはいけないやろう｡
僕はユリに嘘をついてしまった




後…何十回もユリやヒヨリに付けとるんだけどな…
お互い3人で､何か抱えておるんだろう…



威光の事は､ヒヨリに聞かれてたけどな｡
もう少し､奥の方で話しとけやよかった…



中に入ると､茶室があって…



((ﾘﾝﾘﾝ



風鈴の音が聞こえた



物『はじめまして〜ヾ(*･ω･*)ﾉ』



和風に洋風の顔文字入れていいんか？
掛け軸に文字が浮かんだ



「初めまして､自己紹介せなあかんな｡
僕はユウカって言う｡よろしくな」



ユ「私はユリ｡よろしくね」



ヒ「私はヒヨリにゃ〜♪よろしくにゃんね♪」



掛け軸に向かって､僕を含めた3人が挨拶をした｡




本当は､僕は「初めまして」ではないんやけど…



物『えぇ､よろしく！3人とも､立法様の法律で奉公人になったのね』



ヒ「その通りにゃんよ〜！お陰でユウカの機嫌が悪すぎたにゃ」


悪かったな…機嫌悪とーて｡




物『イツキと似ているわね』



芦「確かにそれ思いました〜」



ヒ「私もにゃんよ！」




安,ユウ「「似ている訳ないだろ！？」」



人間と似てるなんて､真平ゴメンなんだけど…
また､主殿とハモってしまった…




物『そういえば思ったんだけど､この怪我した妖怪はどうしたの？』



物『私が注意して､って言った心得さえ守っていれば』



物『危険はないと思ったんだけど…』




芦「あのさ物怪庵｡その心得なんだけど…」



物怪庵が､サラサラと掛け軸に文字を受けべていく｡その文字に､芦屋が言いにくそうになっておる｡



心得って何や？




物『これよね？▼


一､隠世で迷子にならない

一､知らない妖怪について行かない

一､イツキの言う事をよく聞きケンカしない

一､隠世酔いをして具合が悪くなったらスグに言う』



横書きでサラッと文字が浮かんだ｡


一つ目は､ゴイチダさんについて行って迷子になった｡
二つ目は､モジャくんモドキを追いかけたらしい｡
三つ目は､主殿をあの時怒らせたからアウト｡
四つ目は､知らんな…



芦「申し訳ない…
多分それ､全部破った((ずうん」



安「多分じゃない
完璧にだ((ﾋﾞｼｯ」



あっ､隠世酔いしたんやな｡




安「磁石みたいに次々とトラブルを引き寄せてたな」




ユ「勝手に店抜け出しちゃって､ヒヨリも巻き込まれそうになったのよ！」



ヒ「それはもう気にしてにゃいよ〜！；；」



気にしてそこ(即答)

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