【名探偵コナン】俺と赤井秀一は相思相愛の恋人 Part6【男主】

204話;よしよし愛で ページ4

『！…やっぱり可愛いな』









可 愛 い の は 君 だ ！！






そんなにはにかむ様に笑うな！！
俺が(尊いあまり)死ぬだろう！！！









『ふふ、可愛い』









彼は俺を真正面から包む様に抱き締め、
俺を撫でたり頬に、頭にキスしたり、
手を握ったりして甘やかされた。









「(あ…あ…死にそうだ…)」

『可愛いなぁ…』









愛しい、と囁かれ俺の頭の中は真っ白になる、
普段よりも甘い声で愛を伝えられたら…。









『そうだ、俺も付けてみようかな』

「え」









そう言うとA君は俺の耳と尻尾を取り、
自分の頭と尻にくっ付けた。









『…どうだ？』









可 愛 い が 過 ぎ る






これが”尊い”という奴か…胸が、腹が、
体内がキュンとする、可愛い…！！









『ふふ、そんなに好き？』









今日の彼はよく笑う、その笑顔も女
顔負けの可愛らしさだ、あぁ美しい…。









「…とんでもなく愛しく可愛らしいが、
…その、恥じらいは…」

『こういうのは恥じらいを持った方が負け
なんだよ、寧ろ堂々としてた方がマシなんだ』









確かに、もじもじと照れる…方が見たかったがこうやっていっそ開き直ってしまった方が見た目的にも精神的にも良い、良い勉強になった。






…すると、A君は突然俺を抱き寄せ、
俺の項に噛み付いた。









「！？！？」

『…悪ぃ、何となく…』









A君はふぅと一息付いてから
耳と尻尾を取り外した。









『赤井さんは犬というより
狼か黒豹が似合いそうだなぁ』

「(狼は君だろう？…別の意味で)」

『犬…フラン絶対似合う奴だろ、
ｸｸｸ、突然こっそり付けてやろうか…』

「(悪巧みするA君も格好良い…！)」









…耳と尻尾、少しだけ、少しだけ
付けて良かった、そう思えた日だった。









　









　









　









「どうだったよ？？」

「ど、どうでした？？」

『もげそうな位可愛かったよ』

「もげっ…！？」「wwwww」









実は予めAはフランと新一から
この事を聞いていたのは、赤井は知らない。

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