212話:エグい歌の技術 ページ12
一人！？それで赤井さんを敵に回すつもりだったのか！？逆に凄いな…。
「なっ、A君！？」
…それでも縛られている赤井さんと頭の血を見せられて冷静が崩れそうになったが無理矢理抑える、
そして…男に死刑宣言をした。
『お前、一生物のトラウマ負ってくれよ』
俺の気迫に怯える男の頭を
割れそうな位掴みあげ、
耳元で歌った。
気持ちの悪い悲鳴をあげる男、赤井さんは目を見開き驚いている、何せ俺は歌っているだけなのだから、ただし赤井さんには俺の歌は聴こえない様にしているがな、
だって、もし聴こえてたら
精神崩壊しかねないから。
………歌い終わると、気持ち悪い顔で気絶した男を、片手で掴みあげていた頭をそこら辺の壁に叩き付けた、捨てたと言う方が分かり易い。
『良かった、無事そうだな、
よーし、帰ろうか』
「A君…」
嬉しそうに笑ってはいるが、ちょっとだけ
その目には困惑があった、そらそうか、
今の俺の顔、笑顔だけど、どこか
虚無の雰囲気があるだろうから。
……その後、降谷さんに通報してから車に赤井さんを乗せて家に帰って来てから怪我の治療をし、珍しく俺から赤井さんにくっ付いて甘やかしていた。
「なぁ、A君…彼奴の耳元で
何を言っていたんだ？」
『ん？んー、歌っていたんだ』
「歌…？」
『そう、ホラーソングに言霊を乗せて歌ったんだ、彼奴はしばらくトラウマで悪夢見るだろうよ』
同じ人間だとは思いたくなかったなぁー。
「(…鏡咲Aの歌の力は洗脳できる
力を持つ可能性がある…か…)」
赤井はスターライトリゾートの時を
思い出していた。
『怖かったろ、明日、明後日は
休めって連絡来ていたぞ』
「…そうなのか？」
『…なぁ赤井さん、いくら俺達の命が
保証されている世界でも、怖かったんだ』
「…あぁ、すまない」
『…今から、…良いか？』
「！！…っあぁ、良いよ、A君…」
『……』
「……っん」
「それ言う為に遊び来い言うたんかオメー」
『お前位しか居ないんだからノロケさせろよ』
「Aお前友達俺以外居る？www」
『…お前以上の良い親友はいないしな』
「あらヤダ嬉しいわ////オホホ♡」
『ウザッ(キモッ)』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 211人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Tyrant(タイラント)(プロフ) - TAKEさん» いっぱい見てくだせぇ(*´▽｀*) (7月7日 1時) (
レス) id: e5e9e3c1c5 (このIDを非表示/違反報告)
TAKE - 好き過ぎて５０回以上見てます！！！！♥️ (7月6日 19時) (レス) @page15 id: 20d3cc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
Tyrant(タイラント)(プロフ) - ヒロさん» どっちも好きなので良いかもですね！私の忙しさが減った&コナン熱再発したらやろうかな？と考えておきますね (2021年2月24日 0時) (レス) id: 8824dda887 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ - またコナンの小説書くことがあったら夢主が新曲で夜に駆けるとうっせえわをライブで歌うお願いします (2021年2月23日 21時) (レス) id: 1bc8815f03 (このIDを非表示/違反報告)
Tyrant(タイラント)(プロフ) - アイトさん» ダンロンの方も！？あっちはまだ中学の時に書いた今よりランクが下がった作品だったのでしたがこうして楽しく読んで頂ける方が居るのがとても嬉しいです！ありがとうございました！ (2020年8月9日 15時) (レス) id: 8824dda887 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Tyrant(タイラント) | 作成日時：2020年5月24日 22時
