【名探偵コナン】俺は赤井秀一にベタ惚れ……されている Part3【男主】

70話:ホテルへ帰る ページ10

…その後、ボロボロびしょびしょになりながらホテルに帰り、お風呂入って着替えてまた沖矢さんを部屋に呼び出した。









『(あちゃー、カッチカチやな)』









まだ何もしないのに…まだ、ナニも、
意味深か！









『風邪引かないか？体悪い所は無いか？』

「え、いや、ありません」

『ずっと海に浸かっていたから
寒かったろう、ごめんな』

「だ、大丈夫です」

『そうか？なら良かった』









帰って来た事は誰にも言ってない、明日のライブで皆ビックリするだろうなぁーと今から楽しみだった。









「Aさんも、お体は…」

『全然平気、明日も歌える』

「…よかった」

『(可愛い)』









可愛い、





へにゃって笑った！かーわーいーいー！
萌えながらもクールに保ちながら話す。









『もう3時か…そう思うと
途端に眠くなった…もう寝よう』

「そうですね…」

『はぁ、明日は昼過ぎまで寝てようか、
あ、一緒に寝るか？』









からかいを込めてそう言えば
顔を真っ赤にしてあわあわする沖矢さん。









「ああああまだ心の準備が！」

『(可愛い)』





可愛い。









『そうか、だけどいつかは…だぞ？』

「ひぇうっ…」









変な声を出す沖矢さんを更に可愛いと
思いつつも送り出して、眠る事にした。









『(……そうか、俺がかぁ…)』









俺も実は、沖矢さんが、というか赤井さんが好きになっていた、これは紛れもない事実だった。





今は昔、コナン君に話した俺のタイプ、
可愛くて優しい人…ぶっちゃけドンピシャ。





俺が好きすぎて一手一足一つ一つの動きであわあわする沖矢さんは無意識に可愛い、愛しいと思っていたのを自覚して告白を受けたんだ、ぶっちゃけ愛せる、恋人的な意味で、可愛い。
うわー沖矢さんも可愛いが赤井さんの俺へのデレも見たいよー、けど赤井さんを見るには沖矢さんは閉鎖しちゃうんだよなー、複雑。









『さて明日からどう愛でよう』









疲れたし、もう眠ってしまおうと目を閉じた。
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〜次の日〜





俺は遅く起きていた&酷い疲労で昼過ぎまでぐっすり眠ってしまった、それは沖矢さんも同じな様で挨拶に来る気配は無かった。
　
そして12時過ぎ、運ばれてくる食事を食べて外に出ると、丁度同じタイミングで沖矢さんが出てきた、変装お疲れ様です。

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