【名探偵コナン】俺は赤井秀一にベタ惚れ……されている Part3【男主】

81話:”アイツ”の気配 ページ21

いやーやってやったやってやった！
沖矢さんの手ぇ握ってやったった！









『楽しかったー…』









普通に楽しんで家に帰り、仕事をある程度して……









　









……夜眠った時、
久しぶりに”ある人”が夢の中に現れた。









『…あれ、此処…懐かしいな…』









此処は、前世死んだ時に、名探偵コナンの
世界に行く前に最初に来た場所だ…。





という事はつまり…。









”お久しぶりです”

『！…神様、久しぶり…』









この男とも女とも分からない
頭の中に響く声、”神様”だ。





俺はこの人にこの世界に連れてきて貰った、
所謂恩人かな？…いやこの人に殺されたけど。









”楽しそうな日々を送っている様ですね”

『おかげさまで…毎日が幸せだ』

”それはそれは！良かったです”









そして神様の口調が突然変わる。









”まさかあの人気キャラ！沖矢昴兼
赤井秀一と付き合うとはなぁ！”

『俺も驚いてる…まさかバーであんな
事をしてくるとは…てか見てたのか？』

”そらそうだ！その為に見てんだし！
あ、プライバシーは守るぜ？？”









なら良いけど…と、思ってる間に
神様は爆弾発言をして来た。









”貴様、前の親友が居たな？？”

『！！』









親友、と聞いて激しく反応する。









『親友！居た！前世で一番の大親友！』









”アイツ”を思い出して興奮してしまう、
アイツはとんでもなく俺と相性が良かった…
もう一生出会えないと思う位に、





…アイツどうしてるんだろ…。









”この世界に呼んでやろうか？”

『ホント！？』

”その代わり！名探偵コナンの記憶、
お前が死んだ記憶は捏造させて貰う”

『…どういう風に？』

”最初から名探偵コナンの世界で
生まれ育ったという事だけだ、
後容姿もお前と同じ様に変えるがな”

『容姿…？』

”感覚で分かる様にはすっから平気ッス！”

『ならいいか！うわぁ〜楽しみだなぁ！』









そう言った瞬間、暗かった視界が
白くなっていく、





これは、確か…目覚める前兆だ。
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『…おはよう、そうか…アイツがかぁ…』









目が覚めて身支度をしてすぐに外へ出る。





何故かは分からないけど、町に出てウロウロしていると、沖矢さんが丁度来た。









「Aさん、どうされました？
そんなに嬉しそうにして、珍しい…」






　

顔に出ていたらしい、
本当に珍しい物を見る目だ。

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