71話:初のイチャイチャ ページ11
「ぁ、おはようございます…」
やっぱり昨日の告白のせいで照れているのかややドアに隠れ気味で頬を赤くして小さな声で挨拶する姿に萌えを感じながらも『おはよう』と返した。
『昨日遅かったし、まだ眠くないか?』
「いえ、大丈夫です…」
『今日はホテルに居ようか?』
「……そうてすね、そうします」
『何かする?』
「ん…」
返答に悩んでるっぽい、
こういう時は選択肢を出してあげよう。
『一つ、【個人でボーッとする】
二つ、【俺とボーッとする】
三つ、【俺と何かして遊ぶ】
この中だったら、どれ?』
「!…ふたつ…」
舌足らず可愛い、ヤッベ俺この人ン事可愛いしか言ってない、沖矢の紳士も赤井のスパダリも消え失せてただただ可愛い、好き、恋人の欲目かな?
…そして部屋に招き入れてキングサイズのベッドに二人で寝転がり会話もあまりせず本を読んだりスマホ弄ったりして各々暇潰しをする事になった。
「(どうしよう、彼が格好良い…)」
『(めっちゃ見られてる)』
既に頭の中は
【沖矢昴(赤井秀一)、恋人としての接し方】
を考えていた、これからどう扱うかね。
とりあえずメールを更にする、
(普段は三日事だったが毎日適度にやろう)
一週間に一日デートに誘おう、(一応
大学院生設定だから予定は聞こう)
手を繋ぐのは二回目のデートの時にしよう、
その後はゆっくり…想像するだけで可愛い。
ぶっちゃけ前世はモテなかったし今世は有名人で誰かと居るだけで炎上モンで恋人なんて沖矢さんが初めてだしどうしたら良いのか…ネットはちょっと…俺のやり方で行きたいし、でも格好良くしたいしで…。
『(問題は愛の言葉だな…)』
別に「好き」も「愛してる」も言えるけど沖矢昴という人物に対してはとても使い方が難しい、
好きも愛してるも相手は”沖矢昴”、
架空の人物だ、
中の人の赤井さんは俺にぞっこんラブ(死語)なのはライ時代から知っている、だからこそ難しい、
何故なら、好き、愛してると言えばもしかしたら赤井さんは「好きなのも愛してるのも俺ではなく沖矢昴だ…」とかで落ち込んだら、傷付いていたら、
言えない。
『(さてどうしたものか…)』
「Aさん、どうしましたか?
何を考えているんですか?」
『お前の事』
「え”」
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Tyrant(タイラント)(プロフ) - Jさん» は・や・い!流石ッスわ…!頑張ります…! (2020年3月30日 17時) (レス) id: 8824dda887 (このIDを非表示/違反報告)
J(プロフ) - いえいえ!では、頑張ってください!今線画の構図が出来たとこです! (2020年3月30日 17時) (レス) id: 9ce90acf92 (このIDを非表示/違反報告)
Tyrant(タイラント)(プロフ) - Jさん» あとありがとうございますっ!!!!そのコメントがっっっ……あっ(死にすぎる) (2020年3月30日 17時) (レス) id: 8824dda887 (このIDを非表示/違反報告)
Tyrant(タイラント)(プロフ) - とりま、更新してきますわ、グッバイ (2020年3月30日 17時) (レス) id: 8824dda887 (このIDを非表示/違反報告)
J(プロフ) - それでも、自分は小説が書けないので、やっぱりTyrantさんを尊敬します!大好きです!(*´∇`*) (2020年3月30日 17時) (レス) id: 9ce90acf92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Tyrant(タイラント) | 作成日時:2020年3月24日 23時