【名探偵コナン】俺は赤井秀一にベタ惚れ……されている Part1【男主】

3話:可愛いイタズラ ページ4

ちなみにマスターは、お客さんが少ないから常に奥に居て、ベルを押さないと基本出てこないのだ。





そして足音は、俺の斜め後ろ位で止まった。





そして、足音…例の人物でいいや、例の人物の服が擦れる音がやけに大きく聞こえたが、そんな事は無視して、例の人物は俺に何をしようと言うのか？と思いしばらく放置する事にした。

すると、頬を指先で撫でられる感覚がした、

俺はまぁ困惑した、誰？誰？と思いつつ、その後何をするのか気になって狸寝入りを続行する、すると次は首筋を撫でられた、立ちそうな鳥肌を抑えて寝たフリをする、次に頭を撫でられたと思ったら…頬に、一瞬だけ柔らかい感触がした。









『(………！？)』









満足したのか、例の人物は
足音を立てて立ち去った。









『……何だ？マジか…』









…とりあえず、例の人物の正体が誰か調べようと思う、二日後にマスターに頼んでアイパッドを見えづらい所に隠して貰い、眠くて本当に眠りそうになるのを堪えて録画する。

すると目論み通り例の人物が現れ、寝たフリをしている俺にチュッチュ撫で撫でとイタズラされるのを耐えて帰るのを待った。

角度的にしっかり顔は見えるだろうという調節はバッチリだからきっと、撮れているだろう、取り出して、録画した動画を観ると…。









『…っえ”』









…赤井秀一こと、ライが蕩けた熱い目で俺をジッと見てから、手を撫でたり頬を触ったり頭や頬に顔を赤くさせながらキスしている動画が撮れていた。

…もう感想は「ﾋｮｴｯ」しか出なかった。









『(はぁ〜マジかァ〜〜〜！！
あのスパダリで有名な赤井がっ！)』









けど、そのスパダリで有名なイケメンFBIが、俺にベタ惚れ…というのは、何だか気分が良かったし、ギャップ萌えでとても可愛く思えた。





…その日から寝たフリを続けて、好きに
させている、だって可愛かったから。

男と言えども好かれてるのは悪くないし、何より元々結構好きなキャラだったっていうのが大きい、沖矢さんも好きよー。



そんでそんな日々を過ごしていると、まーた懲りない俺は仕事溜めちゃった、だから今日は寝たフリをしないで仕事している事にする。


おっ、今日もライは来たが俺が起きている事に気付き、イタズラはできないと思いベルを押してマスターを呼んでいた。

マスターが現れ、ライがお酒を頼み注文する。





俺は、お仕事です。

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