27話;俺の方がスパダリ ページ28
〜No.side〜
買い物
『〜…だな(荷物を当然の様に持つ)』
「…………」
怖そうな犬
『…で(見えない様重なって歩く)』
「…………」
毛虫が多いと噂の道
『…でな(ミニ傘を沖矢だけに挿す)』
「…………」
米化あるある、何かヤベェ裏道近く
『(何がなんでも遠ざけようとする)』グイグイグイ
「…………」
「(………死にそう………)」
沖矢…いや、赤井はそんなAのスパダリを越えた紳士、GOD.S☆P☆D☆Rと化したAに内心…大暴れだった。
「(あ”あ”あ”あ”あ”あ”格好良い格好良い格好良い格好良い結婚したいA君好きだ好き好きアアアアA君っ!!!!)」
表では頑張って冷静な表情を保っているが
中身は残念、別人レベルになっていた。
(色んな意味で)お疲れです。
「(なんだっ、何なんだ彼は!わざとやっている?いや、これは当たり前としか感じていない!意識もしている様には見えない!裏道に関しては…アレだが、格好良すぎるだろう!一体どういう育ち方をしたらそうなる!!)」
心の中の本当の赤井は顔を真っ赤にしてときめきで悶絶して震えていた、心臓が鳴り響くが、赤井はその音をAに聞かれていないか心配もしていた。
『(聴こえてるぞ)』
残念、トリップしてチートになったAは聴覚が鋭くなっていたから聴こえていた。
「ねぇAさん…あの」
『!!』
突然、Aは沖矢の腕を引っ張り、
その体を思いっきり自分に抱き寄せた。
「!!?」
本当に突然のその行動に驚いたのもあるが、その前に愛する好きな人から抱き寄せられたという事実と感触と体温で、沖矢は頭から湯気が出る程顔を真っ赤にした、
途端。
バシャアアアアアン
『…危なかった』
自転車の下に昨日の雨の水溜まりがあり、それが沖矢に掛かりそうだったのを見、咄嗟的に抱き寄せ、水を避けたのだ。
もう沖矢(赤井)はキャパオーバーだった。
『今、何て言おうとしたんだ?』
「ぁ…ああいう事は、
誰にでもするんですか…?」
『ああいう事…?』
あぁと、Aは答えた。
『俺誰かを守りたくなる性質なんだ、
気ぃ悪くしたならごめんな』
と笑った。
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Tyrant(タイラント)(プロフ) - EMIKOさん» Twitteyはやっておりません、すみません…(´;ω;`)URLがあればコピーして保存しますのでそちらでお願いします… (2020年4月19日 23時) (レス) id: 8824dda887 (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - ありがとうございます!描いたらTwitterに送りたいのですがやっていらっしゃいますか? (2020年4月19日 21時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
Tyrant(タイラント)(プロフ) - EMIKOさん» マジスか!?良いんですか!?お願いしますありがとうございます!! (2020年4月19日 1時) (レス) id: 8824dda887 (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - イラスト描いて良いですか? (2020年4月17日 22時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
Tyrant(タイラント)(プロフ) - HA LUさん» ありがとうございますっ!!あと言い過ぎですっ!!私的に良いと思う所はまだまだありますのでお楽しみに! (2020年3月25日 21時) (レス) id: 8824dda887 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Tyrant(タイラント) | 作成日時:2020年3月22日 22時