【名探偵コナン】俺は赤井秀一にベタ惚れ……されている Part1【男主】

15話:安室さんと ページ16

『(あちゃー)』









ちなみにこの抱き合って安室さんが
泣いているのは本当だ、だがしかし、

安室さんが同期の警察学校組と諸伏さんから命を救ったのは実は俺、という事を話され、俺がいなかったら今独りだったと気が付いたからだけである。



…沖矢さんには誤解を解いておこう、
今は安室さんを落ち着かせよう。









『えっと…バー「安室っ…です」
…安室さん、落ち着きな？道中だぞ』

「僕っ…！貴方に言いたい事が沢山っ…！」

『あーよしよし、移動しような』





〜ポアロ〜





「ご迷惑おかけしました」

『顔上げてくれ、悪い事した気分だ』









こういう時って大概お客さん居ないよな、
不思議だよなぁ、流石二次元クオリティ。

カウンター席に座らせて貰ってお茶出された、
お礼を言って有り難く貰う。









「…僕の同期達を救ってくださり、
本当にありがとうございました」

『いーえ、たまたま偶然』

「それじゃ僕の気が収まりません！
どうかお礼をさせてください！」









食い下がらないかこの人！100億の男にお礼を
言われるとは…なんか謎の優越感を感じる。









『お礼も何も…特に何も要らないなぁ…』

「で、でしたら僕と連絡先交換しませんか？
何かあったらすぐ頼れる様に！」

『……よく考えたら立場上ダメじゃねぇか、
悪い、無理』

「何故ですかぁ！理由教えてください！」

『俺は一応有名所だ、連絡先とか怖くてな…』

「う〜〜〜！！」









あ！今の可愛いなぁ！え、違う？？
貰っとけって？あぁそう。









『…あーもうしょうがないな、特別だぞ』

「！ありがとうございます！！」









…その笑顔は俺の手掛かりが掴めた喜びか、
それともただの俺のファンとしての喜びか。





とりあえず沖矢さんと一回会わなきゃな。
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〜何処かの公園、ベンチにて〜





「……ﾊｧ……((ｽﾞｩｰｰｰｰｰﾝ」








『(よ、予想以上だ…)』









沖矢さんを探しに行ったら、コナン君に慰めら
れてくっっっそ落ち込んでる沖矢さんが居た、





あらー、ヤベェなありゃ、重症だわ。





聞き耳を立てよう…。









「昴さぁん…こんなトコ他の人に
見られたら恥ずかしいよ？起きよ？？」

「…ですが、やっぱり…辛いものです…」

「あぁ〜…」









　









…ど、どうすればいい…？

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