触れて確かめて２【豪炎寺修也】 (ページ15)

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第65話　何そのサービスページ15

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「……夏未ちゃん…が…？ほんとに…？」

そのサービスは何なの、夏未ちゃん。

ねぇ、夏未ちゃん。あなたの貞操観念？的なのどうなってるの。割とオープンなタイプだとしても……だよ。

「そういうことだ」

そういうことってどういうこと。

最近の子ってそうなの？大して歳変わんないけど、そう…なの？

「どうする？A」

修也がニヤリと口角を上げる。

「えっ」

どうするって……。そんなの私に訊かないで。

わたわたと焦る私に近づいて、『ん？』と、私の表情を伺うように顎をくいっと持ち上げた。

「す、好きにして」

恥ずかしくなって視線を落とすと、修也はちょっと笑って私の頭を撫でた。

「フッ、わかった」

わかったって、なに。

ぎろりと睨むと、修也は妖艶な笑みを浮かべながら、私をそっとベッドに押し倒した。

雰囲気、情緒。

さっきまでそんなのまるでなかったのに、今の一瞬で空気が変わった。

これから起こることを想像して、身体の奥がジンと震える。

なんとなくそれを悟られたくなくて、必死に頬の赤らみを抑えようと思うけど、とても無理。

いつまでも余裕そうな彼はすぐにそれを見破って、たくさんのキスを降らせた。

露わになった肌を爪の先で撫でられると、焦らしにも似た甘い刺激が身体中を巡る。

同時に、とろりとした何かが溢れるのを感じた。