第15話 不機嫌 ページ15
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豪炎寺くんを見届けたところで、秋は別の場所で写真を撮るからと、グラウンドの方に戻ってしまった。
一人になった私は、みんなが戻ってくるまで、教室で涼んでいようってことで、教室へ向かっているところだ。
秋が外れないようにギュッと結んでくれたハチマキを取ると頭がふわ〜ってして、程よい開放感に包まれる。
一歩ずつ階段を登っていくと、踊り場のところに鬼道くんが立っていた。
まるで私がここにくることがわかってたみたいに、少し上から私を見下ろしている。
「鬼道くん？ええっ、ちょっと」
鬼道くんは私の腕を引っ張って、無言のまま歩き始めた。
少し怒ってるみたいな雰囲気で。
私、鬼道くんに何かしたっけ？
いろいろ思い返してみるけど、心当たりがないから、そわそわする。
鬼道くんはそんな私に構わず、どんどん歩いていく。
「ねぇ！鬼道くん！」
私の声で止まってくれたのか、目的の場所に着いたのか知らないけど、鬼道くんはやっと手を離してくれて、こっちを振り返った。
「何？どうしたの？」
私が尋ねても鬼道くんはずっと怖い顔のままだ。
「さっき何してた」
「さっき？豪炎寺くんと秋としゃべってたこと？」
「それ。豪炎寺と何してたんだって聞いているんだ」
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pomme(プロフ) - 豪炎寺修也推しさん» いつもありがとうございます！ゆるゆる頑張ります（＾ｖ＾） (2020年4月24日 23時) (
レス) id: d65527bd76 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - 真っ赤な空の下でから来ました。ここまで読んだだけでわくわくどきどきが止まりません！pommeさんのペースで頑張って下さい！ (2020年4月24日 20時) (レス) id: e2e58e1092 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pomme | 作成日時：2020年4月19日 10時
