第３３話 頼まれ事 ページ33
．
それはなんてことないある日の午後のことだった。
先生に頼まれて、私はひとり、美術の準備室に向かった。
事前に出された課題の完成品を、準備室の指定の場所に格納しておいてくれとの、先生からのお達し。
断る術はなく、私は渋々、クラスメイトからそれらを徴収し、準備室に向かった。
預かった鍵を鍵穴に刺したところで、鍵がすでに開いていることに気づいたけれど、そういうこともあるだろうと、あまり真剣に考えなかった。
鍵の閉め忘れなんて、珍しいことでもないだろうし。
準備室のセキュリティがゆるゆるだったとして、たぶんきっと困る人はあまりいないと思うから。
楽観的というか、私の勝手な主観だった。
指定された場所に課題を置いたところで、戸棚の向こう側から、“ガタッ”と、何かが動く気配がした。
びっくりして、背筋が凍る。
えっ、何？オバケ？
そんなわけはないけれど、恐る恐る戸棚の向こうの様子をそっと伺う。
すると、向こう側から男女の話し声が聞こえた。
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pomme(プロフ) - 処刑人さん» ありがとうございます🫶🏻🧚🏻♀️🫶🏻 (2月24日 11時) (
レス) id: 13950c2c2a (このIDを非表示/違反報告)
処刑人 - ちゅき♡ (2月24日 1時) (レス) @page48 id: 7578fd3293 (このIDを非表示/違反報告)
pomme(プロフ) - かおりさん» ありがとうございます🙏🏻🥳 (12月25日 19時) (レス) id: 13950c2c2a (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - きゅんきゅんします💕続き楽しみにしております✨ (12月25日 5時) (レス) @page44 id: bad28e8810 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pomme | 作成日時：2023年8月7日 23時
