ハンターハンター【ヒソカの頼み事/4】 (ページ4)

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hunter×54* ページ4

＿＿＿＿＿ｷｨ……

古びたドアが音をたてる

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「……」

小屋のなかには数十人の男たちがいた

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『なんだてめぇら!?』

『ガキが何の用だ。あ"?』

たくさんの銃口がわたしと兄さんに向けられた

「……ｯ」

恐怖のあまり

わたしは兄さんの背中にまわり、服を掴んで震えていた

ﾋｿｶ「…怖いのかい?★」

男たちの銃口に全く動じない兄さん

震えるわたしの頭を優しく撫でてくれた

「…こ…ゎぃ…」

ﾋｿｶ「そっかｧ◇じゃあボクが全員倒してあげるよ★」

まだ幼かったわたしは

「ほ…んとぅ…??」

このとき兄をヒーローだと思った。

このときだけは、

わたしを悪モノから守ってくれるヒーローだと純粋に思った

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『やっつけるだｧ？

ふざけたこと言うもんじゃねーぞクソガキ!!』

『ふたりとも殺してやるぜえ…』

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ﾋｿｶ「やだなぁおじさんたち◆

ボクが全員倒すって言ったじゃないか☆」

「(兄さん…っ！やっつけちゃえ…!!)」

わたしの中のヒーローは

悪い奴を殴ったり、蹴ったりして

相手の攻撃を一生懸命に避けたり

ときに受け止めたり

そんなものだった。

相手を気絶させたりして倒すんだっておもってた＿＿＿

だから兄さんもかっこよくそう戦うのかと

オモッテタ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

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「ぁ……ｯあぁぁ………きゃあぁぁあぁぁあ………＿＿＿＿」