〜53〜三日月Side ページ7
「…鶴丸か」
「予定の時間、随分とオーバーしてるぜ？主を殺し損ねてるなら加勢しようと思って来たんだが…そうではないようだな」
そう言いながら鶴丸は部屋に入ってきた。
「主は‥‥死んだのか？」
机に頭をつけたまま微動だにしない主に視線を向けた鶴丸が尋ねる。
「いいや、まだ殺してはいない」
ころした方が良いと思うか？と薬研が鶴丸に聞いた。
「殺せばAは怒るだろうな」
鶴丸はAに愛おしそうに触れながら言った。しばらくして、良い案が思いついたらしく、口を開いた。
「‥‥こんのすけに頼んで、主に審神者を辞めてもらうってのはどうだ？」
名案だろう、とでも言いたげな顔をして鶴丸が言う。
‥‥まあ、それが一番良いのかもしれんな
「…さすが姉弟だな。Aに、大将をころすと言った時同じ提案をしてきた」
薬研が若干驚いたように言った。
「そうか。…とにかく、広間までAを運ぼう。みんな心配してるんだ」
主をどうするかは後で決めよう、と鶴丸がAの足首に付いている足枷を主が持っていた鍵で外してAを持ち上げて廊下へ出たので、俺も後に続いた。
「大将も連れて行くか？」
薬研は尋ねてから主の首に手をあて、まだ生きてるな、と呟いた。
「ああ、連れて行こう。薬研、すまぬが主を手当てしておいてくれんか？生かしておくなら止血くらいはしておいたほうが良いだろう」
廊下から部屋を覗いてそう言った。
「わかった。手当てが終わり次第、広間へ連れて行く」
薬研の返事を聞き、俺と鶴丸は薬研を待つことなく、Aを連れて広間へ向かった。
＊＊＊＊＊
内容は考えてあるのに文章にできない…！
ここからは更新が更に遅くなると思います！
すみません…
作者は最近、習い事などに使う時間が長く、忙しいので自由に使える時間が少ないのです…
評価などをしてくださった方、ありがとうございます！
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桃炎(プロフ) - えまさん» コメントありがとうございます！嬉しいです(^-^)続編、頑張りますね！ (2018年4月29日 22時) (
レス) id: 2fc09e070c (このIDを非表示/違反報告)
えま(プロフ) - めっちゃ話の展開が好きで、面白いです！続編でも頑張ってください！ (2018年4月29日 21時) (レス) id: f6a4873bd8 (このIDを非表示/違反報告)
桃炎(プロフ) - 塩キャラメルさん» ありがとうございます！褒めていただけると俄然やる気でます！作者は文章力がないのでうまく表現できないところが多々あるのですが、これからも頑張るので見ていただけると嬉しいです！ (2018年1月28日 23時) (レス) id: 4c3f5bf6c5 (このIDを非表示/違反報告)
塩キャラメル - 初めてなのにこの完成度....!私には到底できないことをやる...!すごいですね!頑張ってください!ﾌｧｲﾄｰ!ヾ( ￣0)乂(0￣ )/ｲｯﾊﾟｰﾂ! (2018年1月28日 23時) (レス) id: ef2dbfdc67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜 | 作成日時：2018年1月27日 22時
