検索窓
今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:1,132 hit

ページ3

五「すぐるすぐるすぐる!!!!」

次の日の朝。俺はダッシュして傑のもとへ。

夏「悟うるさい、落ち着いて。どうしたの?」

五「俺芸能界入るわ!!!傑も入るだろ?」

夏「………………は???」

朝から飲んでるお茶を勢いよく吹く傑。吹いたのもそのまま「は?」だって。傑の方がうるさいし忙しいじゃねえか。

夏「まって、1から説明してくれる?」

五「おう…」

俺は昨日あったことを1から話した。卯月Aが出てた映画を見たこともそいつに恋したことも芸能人になることも。

夏「なるほど…じゃあ昨日見た卯月Aっていう女優が好きってことだね、だから芸能界に行くってことか」

五「そう、だからこれから芸能人になるけどどうしたらいいか教えてくんねえ?」

夏「なるけどって、ねえ悟?わかってる?芸能界って厳しい世界だよ」

そうなのか?まあ俺だしな正直余裕だろ。

五「でも俺五条悟だし。」

夏「そういうとこだよ………」

傑頭抱えちゃったわなんで?

五「おーい傑?大丈夫?これからどうしたらいいか教えてくれよ」

夏「まず私が芸能界に一緒に行くメリットは?」

五「俺と一緒に金稼げる!!!」

夏「うーん………」

五「稼げなかったら五条家で傑ごと養う!」

俺んち金持ちだし正直働かなくても良かったんだけど芸能人なるって決めたし。傑一人くらい養えるだろ。

夏「のった」

傑即答。俺こいつのこういうとこだいすき。

夏「よし、そしたらしっかり決めよう。」

五「なにを?」

夏「なにを??何になるかだよ。俳優?タレント?アナウンサー?芸人?いっぱいあるでしょ」

五「あー芸人芸人!芸人にする!」

夏「それはまたなんで?」

五「昨日Aさん面白い人がタイプってドラマの後の番宣で言ってた」

夏「A”さん”…wwww、一丁前に緊張してんじゃん。大好きだね悟」

五「うるせえわ!!」

夏「あはは、ごめんごめん。はいはいじゃあ芸人ね。」

五「おう!」

夏「じゃあ…もうすぐ1年生終わるし2年生になったら芸能科行こうか」

五「芸能科ってヤガセンがいつも来ないか?って言う所か?」

夏「そう。そこに言ったら芸能界に入りやすくなる。」

五「おう!じゃあそこにする!」

夏「はいはい…」

俺らはその日授業そっちのけで計画を立てた。

3→←1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
9人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あにゃ | 作成日時:2022年2月28日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。