芸能界はいります！！【呪術廻戦】 (ページ2)

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五条side

俺の人生ってつまんねえんだよな。そりゃ金には困ってねえしなんなら家政婦がいるような言っちゃえば金持ちの家庭だ。しかも俺って才能に溢れてて大して勉強しなくたって勉強出来るし運動も余裕だし。おまけにこの顔面ときた。なんというか人生イージーって感じ。だけどつまんねえんだよな。毎日同じことの繰り返しだし。今日だってやることなさすぎてしょうがなくテレビつけてんだから。

今テレビでやってんのは「このたび呪われました」とかいうラブコメ。いかにもありそうな感じでつまんなそう。なんてこと、思ってたのに。

…………………！？
ビビッと心臓に電撃が走った。この女優から目が離せなくなった。顔ももちろんかわいいけど顔だけじゃない。なんか魅力がある。俺を惹き付ける何かが。一言で言ったら心を奪われたんだ。恋に落ちたとも言える。

俺はその後テレビに釘付けになった。正確には途中まで。途中からこの女優と俳優のイチャイチャシーンに耐えられなくて辞めた。なんか俺ダサくね？

でもその日から俺はつまんねえ人生が変わったんだ。俺はこの女を手に入れる。当たり前。だって俺は五条悟。余裕。明日から芸能界入りとかすんのか？わかんねえ。とりあえず傑に聞こ。

俺はその日ノートの切れ端を握りしめて寝た。その切れ端には殴り書きで卯月Aって書いてあんだ。