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ロー「…で？最後にシャチ。お前はなんでそれなんだ」
シャチ「いやぁ〜聞いちゃいます？実は俺の初体験の、」
「「却下だ！」」
ロー「馬鹿かお前はっ！」
「ふふっ」
今度はみんなして、シャチさんにぶーぶー文句を言っている。
そんなみんなが微笑ましくて、私は特に何も口出しをせずスープを飲んでいた。
ふと、隣に座っていた彼から『おい』と声がかかった。
ロー「お前の意見はねェのか」
「私のですか？」
ベポ「確かに、呼ばれるのは君なんだし、何か好きな名前とかないの？」
じーっとこちらを見るキャプテンさんと目が合う。
内心ドキッとしたものの、私は持っていたスプーンをお皿に置いて、彼を見つめ直した。
「Aがいいです。せっかくキャプテンさんに付けて頂いたんですから」
ロー「…そうか」
安心したように柔らかくなった表情。
私が、1番好きな彼の表情。
そんな顔を見ながらほっこりしていると、３人もついに納得してくれたのか、改めて挨拶をされた。
ペン「じゃ、正式にAちゃんってことで。よろしく！」
「はいっ、こちらこそよろしくお願いします！」
シャチ「はぁ〜ついに正式なクルーに女の子がっ…！」
ベポ「絶対悪いこと考えてる顔だ…！」
ロー「ばーか。こいつに手ェ出したらバラしたまま海に放り込むぞ」
いつの間にか食べ終わったお皿をシンクへと片付けるキャプテンさん。
そのまま振り向きもせずに、食堂を後にした。
残された私たち。
変な空気に耐えられず、私はバッと顔を両手で覆った。
深い意味はないってことは、分かってる。
分かってるんだ、けど。
ベポ「キャプテン相当Aちゃんのことお気に入りみたいだね」
ペン「えぇ〜もう釘刺されんの？俺たち」
シャチ「顔が真っ赤なAちゃん最高に可愛いけど複雑っ！なんなのこの感情っ！」
「やめてください…」
熱をもった頬を隠す為に顔を隠しているけれど、目を閉じればやっぱりすぐに彼の顔が浮かんでまた頬が熱を帯びる。
立派な悪循環だ。
みんなに揶揄われる中でやっとご飯を食べ終えた私は、全員分の食器を洗う。
またこうして、みんなと笑って食事が出来るなんて、思っていなかった。
彼らと出会ってから、まだまだ日は浅い。
それでも、彼らに…彼に救ってもらった命を、彼の為に捧げたいという私の思いは、決して軽いものではなかった。
まだ、私のサイズではないけれど。
みんなとお揃いの白いツナギが、太陽に光って眩しかった。
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REI(プロフ) - ひかりさん» ひかりさん、ありがとうございます(*´-`)甘々ローさん大好きでよかったです！続編も頑張りますのでよろしくお願いします(๑˃̵ᴗ˂̵) (9月23日 12時) (
レス) id: 9412439390 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 続編おめでとうございますー！！！大好きな作品がまだまだ見れるということに歓喜しております笑甘々ローさん大好きです！！これからも更新頑張ってください！！ (9月23日 8時) (レス) @page50 id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
REI(プロフ) - ひかりさん» ひかりさん、コメントありがとうございます☺️私には勿体無いくらいのお言葉を頂けて、物凄く嬉しいですっ😭❤️これからもご期待に添えられるよう頑張りますのでよろしくお願いしますっ🥰 (9月19日 13時) (レス) id: 9412439390 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 私ローさん好きなんですが、最近作品を読み尽くしてしまって探していたところにこの作品に出会えました😆読みやすく、とても好みな作品で愛読しています！評価、お気に入り登録当たり前体操です👍🏻身勝手ながら応援してます！更新頑張ってください！ (9月19日 7時) (レス) @page19 id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
REI(プロフ) - 零尉さん» 零慰さん、いえいえ、ややこしいことをしてしまいこちらこそ申し訳ありませんでした🙇♀️暖かいお言葉までありがとうございます😭 (9月15日 23時) (レス) id: 9412439390 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：REI | 作成日時：2023年9月3日 22時
