親友の弟がだるまいずごっどだった件 (ページ15)

今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:34,323 hit

仕事ページ15

月から金は女が仕事の日らしい

朝、出勤前にどこへ行くのかと
だるまが尋ねたところ
そういうことのようだ

平日に出勤していなかったことがあったのだが
有給をとっていたのかもしれない

しかし人一人いないだけで部屋がこんなにも
寂れるのかとだるまはしみじみとした
常に家から生活音がしていたのが
前の蔓延していたゴミの代わりになっていたようだ

(部屋を埋めたい)

要らないものだというのに必要になってくる
あんなに望んでたものが
また欲しいなんて皮肉である

(久しぶりにご飯作るか)

雑念を消すために料理に集中するらしいのだが
ちゃっかり二人分作っているので
雑念は消しきれていないだるまである

(待って…？二人分って…俺今あんま食べれないし
あの人どのぐらい食べるんだ？)

頭がどうしようで埋め尽くされる

(やっぱやめるか…。今度食べる量確認しよう)

足枷となっていた女がいないはずなのに
いつも以上に体と心が重いだるまはそれを無視して
モンハンを勤しみに行くのであった。