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そんなおかしな飲み会から数ヶ月。
これといったことは何も起こっていない。
だってあの日以来、Aちゃんの顔を見ていないから。
まぁ、樹とうまくやってるって事だろうし。
それに越したことはないからなんとも言えないけどね。
なんてことを考えてたのに、現実はそううまく行っていないらしい。
・
「え、樹。お前今なんて言った？」
樹「あ？クラブ行こうぜって言ったけど？」
言ったけど？じゃねーよ...
「いやお前、Aちゃんは？」
樹「最近忙しいみたいで会えてないんだよね〜。
別に女ひっかけに行くわけじゃねえから！
ちょっとパーッと遊びてぇだけ！！」
「クラブに行って女ひっかけない奴どこにいんだよ.....」
え？
なんて言って楽しそうに笑うこいつ。
あー、Aちゃんに悪いやつじゃねえって言ったけど、こういうとこあんだよなぁ。
男の俺は気になんねぇけど。
「はぁ.... Aちゃんには黙っとくけど。
俺は行かねぇから。風磨でも誘えば？」
樹「だぁ〜！あいつ今日無理だって言ってたんだよ〜」
「なんだよ俺あいつの代わりかよ笑
他、当たれ笑」
そう言い残して、樹の元を去る。
女ってのはあぁいうのが好きなのか？
クラブに来るような女なんて相手にしたくねぇ、なんて樹に言えば笑われるんだろうけど。
あー、でもよくしらねぇ女抱いた俺も俺だよなぁ....
やってることは樹たちと同じか。
男ってやっぱ、そういうもんらしい。
めんどくさいことにならなきゃ良いけど。
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作者名：ミナ
| 作成日時：2019年9月18日 23時
