飼い主さんは紫〜Snow Man〜【２】 (ページ23)

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宮舘side

dt「翔太、、？」

nb「…」

dt「入るよ」

寝室の隅に電気もつけず座っていた

隣に座ると翔太は俺の手を握って、ゆっくり話し始めた

nb「俺、前の飼い主に殺されかけたんだ
　おかしな実験の被検対象にされてて
　そいつは俺以外にもたくさん動物を飼ってて、死ぬやつも少なくなかった」

dt「、、ねえ、その人に妹っている？」

nb「え、なんで分かったの？」

dt「その人、佐久間の前の飼い主と同じ人だと思う」

2人でリビングへ戻ると、なぜか佐久間が泣いてしまっていた

dt「何があったの？」

iw「翔太に思い出したくないもの思い出させちゃったって」

nb「佐久間、そのことなんだけど、、」

翔太は佐久間の頭を撫でながら、弁解するように言った

nb「さっきは急にいなくなったりしてごめん」

sk「ううん、俺が悪いの、、」

nb「質問の答えなんだけど、、
　俺、佐久間と同じ飼い主のところから抜け出してきたんだ」

sk「えっ、」

nb「お前も苦しい思いしてたって知らなくて、、ごめん
　俺は大丈夫だから」

sk「ｸﾞｽｯ、しょーたぁ、、」

そのまま2人は寝落ちしてしまい、ご飯ができるまで寝かせることにした
ぐっすり眠っている姿が微笑ましい

康二が眠っている2人を写真におさめていたのは、また別の話