TVXQ　Changmin　Are you my pet?　1

有名人の苦悩 ページ40

“愛をあげたい・・”というチャンミンの視線からは逃れられそうにない・・。

詰め寄るチャンミンと後ずさりするA。

とうとう窓際まで追いつめられて・・行き場をなくしてしまった。


チャンミン「こっち・・来て・・。」


そう言ってAの腕を掴んで自分の方へ引き寄せようとする。

少しチャンミンの手の力が弱くなったときにAはスルリと交わした。


A「と・・泊まるなら・・下着とかパジャマとか・・いるでしょ？それに・・まだご飯食べてないし・・」


何を言っているかも不明な状態のA。ただ・・アタフタしているだけ・・。


その姿をみてチャンミンがフッと笑った。


チャンミン「いいですよ・・(笑)一緒に買いにいきましょう。」


そして２人は近くのショッピングモールまで歩いた。


夜遅いといっても巨大なショッピングモールは深夜まで営業とあって人がたくさんいる。


マスクをしていたチャンミンだがすぐに噂が・・聞こえてくる。


“東方神起のチェガン・チャンミンじゃない？”

“嘘！！ 何してるの！ ちょっと後、つけない？”

“隣の女・・誰？マネージャー？スタイリスト？？”

“チャンミンがこんなところで何してるの？”


Aは耳に入ってくるその声を・・聞こえないふり、していた。


やがて・・チャンミンの周りには人だかり。やはり・・気付かれたようだ。


Aはチャンミンのポケットへ周りに気づかれないように部屋の鍵を押し込んだ。


A「パジャマ・・買ったら先に帰って。鍵はポケット。」


Aはチャンミンの後ろからそっと話しかけ・・わざと離れた。


チャンミンは言われたとおりにパジャマや下着・・歯ブラシなどを買うとそのまま帰宅へと急いだ。


どうにかファンから逃れたチャンミンは帰り道、一人で考えた。


結局・・こうやって買い物すら行けないんだ。

一緒に行けば、今みたいにAさんに迷惑をかけてしまう。

あぁ・・これで僕が東方神起だということがバレタよな・・・きっと。

どうか・・どうか・・ 今まで通りでいてほしい。

何も聞かないで・・僕をただの大学生だと思って接してほしい。

僕は・・今日・・Aさんにすべてあげたいんだ。


すべて・・。

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