TVXQ　Changmin　Are you my pet?　1

勇気のいる誘い ページ29

何分くらい・・抱きしめてもらっただろう・・。


意識がなくなるほどの甘い・・チャンミンの胸の中。

居心地がよくて離れたくなかった。


しばらくしてチャンミンは身体を離した。


チャンミン「帰ります・・」


A「えっ？」


チャンミン「大丈夫な顔が・・見れたから。」


そう言ってドアノブに手をかけるチャンミン。


“ダメ！！ 行かないで！！”


心の中の私が叫ぶ。 でも、言葉がでない・・・。


しかし行動は正直で・・ 彼の上着の裾をつかんでいた。


チャンミン「Aさん・・？」


A「か・・・帰ら・・ないで・・」


聞こえるかどうかもわからないほどの小さな声。

でも、これが精一杯の声。


これ以上は・・でない。


わかって・・・ チャンミン・・・

大人の女が自分からこんなこと言うのがどれだけ勇気がいるかってこと。


チャンミン「コーヒー・・下さい。」


チャンミンは腰をかがめて・・下を向いているAの顔を覗き込んで言う。


A「うん・・わかった。」


恥かしさがこみあげてチャンミンをまともに見れないAは強く目をつぶったままだった。


リビングのソファーの端と端にそれぞれ座る２人。


会話なんてない・・。


A「そうだ・・うちの会社のお正月公開予定の最新映画・・見る？」


チャンミン「本当に？ 嬉しいなぁ・・。」


Aとチャンミン・・２人だけの上映会が始まった・・。

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