TVXQ　Changmin　Are you my pet?　1

見上げる先に ページ28

会場を去り、帰宅して１時間後・・ チャンミンが訪ねてきた。


玄関を開けたAは少し微笑みながら・・


A「どうしたの？」


と、聞いてみた。 首を横に振りながらチャンミンが切なそうにしている。


チャンミン「大丈夫ですか？？」


A「な・・何が？？」


チャンミン「キュヒョンから聞きました・・具合が悪くなって帰ったと・・」


その言葉で全てを理解した。 キュヒョンが小さな嘘をついたのだと・・。

そう・・キュヒョンはチャンミンに言った。


“どうやら・・Aさん具合いが悪くて帰ったらしい・・さっき電話したけど・・でなかったんだ・・”


キュヒョンの嘘つき・・と、思いながらAは下を向いて手で顔を覆った。


そのしぐさに・・勘違いするチャンミン。


チャンミン「まだ・・具合が悪いのですか？」


A「違うよ・・大丈夫。 もう・・よくなってるから・・チャミが心配してくれて嬉しいよ。」


顔をあげると・・腕を掴まれて・・


チャンミンの胸の中へ閉じ込められた。


彼は背が高く・・彼の胸が私の耳にちょうど当たる。


ドクンンドクンと聞こえる彼の早い鼓動。


チャンミン「心配させないで・・・」


そのまま彼の右手は優しく・・私の頭を包み込み・・左手はギュッと背中を離さない。


閉じ込められた空間の中から見上げると彼の長いまつげが見える。

私の視線に気づいたチャンミンは・・


そのまま私の・・髪に頬を・・すり寄せた。


ずっと・・こうしていて欲しいかも・・。

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