【ヘタリア】 保健室の斎藤先生2 【ロヴィーノ】

【番外編】 お家デート ページ23

Aside



私の家、私の部屋で過ごす 至福のひととき。




私はソファーに座って本や雑誌を読むのが好きだ。




…だが、今日は緊張して全く内容が入ってこない。




「ロヴィーノってば、どいてよ。」


「やだ。」




私は今、ロヴィーノの膝の上に座って 抱きしめられている状態。




密着度が高すぎて、ロヴィーノの心臓の音も聞こえてくる。





「あ、ロヴィーノ ドキドキいってる。」


「お前もな。」






「「・・・。」」






しばらくの無言が続く。









「あ、ヤ る気k(「眠いから寝るね。」」←





ロヴィーノは、最近すぐにそういう方向に持って行こうとするので回避するのが大変だ。





けど、大体は寝たふりすれば 優しく頭を撫でてくるだけ。

そう思って目を瞑ると、









chu









おでこに何か柔らかいものがあたる。


瞬間的に出来事を理解すると、おもわず顔は赤く染まる。







「…狸寝入りしてんじゃねぇよ。」



「あ…」





言葉を発する暇もなく…




「ちょ…ロヴィーノく…」









ドサッ









「いいだろ？」


「…ん。」

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