【ヘタリア】友達以上恋人未満【本田菊】

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着物から、西洋風の動きやすい服装に着替えた。


「よし、皆集まったか？」

「「「はい！/イエッサー！」」」


きっとドイツさんの家の周りを走る 訓練とかするんだろう。

…と思っていると、帰ってきた言葉は意外なもので。


「まず始めに、俺から話がある。」

「何でしょうか。」

「なになに〜？
俺、パスタとベッラがいるならなんでも良いよ。」

「イタリアさんったらw」


この時私は、、

いえ私達はこれからどんな辛い試練が待っているかなんて知る由もなかった。


そう、その一言を聞くまで。


「食事制限するぞ！」





な、なんですって！？



「塩とビールは特にダメだ…って日本！？
二人とも顔色が悪いぞ！」

「ヴェー、大丈夫？」



「し、塩鮭は！？」

「ダメだ。」


Aの意見も


「お漬物は！？」

「ダメ。」


私の意見も



「「しめサバは、しめサバはどうなんですか！？」」


「だーめーだ。」


ことごとく流された。

ちなみにイタリア君は、ワインもパスタもベッラもその条件を満たしていなかったのでセーフだったのである。



「そ、それはまた次の機会に…」

「何が次の機会にだ。
日本のそれは当てにならないからな。」


「「ちぇー…」」


その後の訓練では、より一層日本が死んで見えたのだそう。

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