あなたを信じてる 11

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「、、、って言おうと思ってたんだけど。」











「、、、え、、。」











「ごめん、ダメだ。










結局私も翔平を前にするとダメだ。










決意も色々考えてたことも吹っ飛んじゃった。











色々言っちゃったけど、結局私も、翔平と一緒にいたい。











翔平がいい。

翔平じゃなきゃ嫌だ。










改めて、好きです。












ずっと一緒にいてください。」












ここしばらく張り詰めていた緊張の線が切れたか、最近涙腺が緩んでいるのか分からないが、とめどなく涙が出てきた。











固まっていた翔平が、いきなりスイッチが入ったかのように動き出し、強く抱きしめてくれる。











泣きながら、翔平に言う。










「私ってダメかなぁ？」











「ダメじゃない、俺にとっては全然ダメじゃない。










二人で幸せになりたい。











ていうか、まじで驚かさないで。











一瞬終わったと思ったよ。」











強く抱きしめられているので、正確には分からないが、翔平も泣いていると分かった。












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