あなたを信じてる 9

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二人が見えなくなると、緊張が緩んだのか

急に現れた翔平の衝撃が今更来たのか

急に脱力し、よろめいてしまう。















「おっと。

大丈夫、A？」















翔平の大きな身体が支えてくれる。
















翔平は周りを見回し、ちょうどあった小さい公園に

私を支えながら入った。













ベンチに座らせてくれる。














「ちょっと待ってて。」














翔平が離れようとする。















「っやだ。」















気付いたら思わず翔平の袖を掴んでいた。














ビックリした顔の翔平。














でも、なんかもう離せない。














離したらまた会えなくなりそうで。

今この時が夢になりそうで。














翔平の袖を掴んでいる手が震えるのを感じる。
















こんなっ男にすがるような、、

みっともない、、。














そしてさっきまでの醜態。

自分の恥ずかしい過去。













どうしよう、感情がぐちゃぐちゃすぎる。

整理ができない。















泣きそうになってきた、、。

人前で、家族以外の前ではっきり泣いたこと

中学生以降無いのに、、。

















しかも、翔平の前でなんか。


















今まで我慢してた何かが迫り上がってくるのを感じる。

















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