あなたを信じてる 9

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Aが少し間を置いて、顔を上げる。













俺のことをしっかり見て口を開く。












あー、この真っ直ぐな迷うことのない意志が強い目が

本当にいい。

信頼できる。












「まず、マスコミだとか、そういう外部の要因で

翔平と付き合わないっていうのは私の中ではない。










お互いの気持ちが一致しているのに、

最初から諦めるなんてこと、したくないしするべきではない。











確かにマスコミに24時間見張られるなんて、

正直辛いし想像できない。

耐えられるかも分からない。











でも、翔平を何もせずに諦めるのは絶対嫌。












だったら足掻くだけ。











どうやったらできるだけ長くマスコミにバレないか、

秘密裏に翔平と会うにはどうしたらいいか、

万が一バレてもどう行動していくのか最善か。












付き合うってなれた以上、どうすればお互い一番いい形で大切にしていけるか考え抜くだけ。











私だけじゃない、勿論翔平だって辛いよね？












そんな時こそお互いに支え合うべきだし、

私は翔平をささえたい。」













あぁ。












本当にどこまでいってもAはAだな。













「、、、惚れるわ。」













「？！

人が真剣に言ってるのに！










、、、ていうか翔平は私にもう惚れてるでしょっ！」











おー、、

付き合うとこんな可愛いこと言ってくれるんだ。













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