あなたを信じてる 9

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「可愛すぎる。」













「へ。」












まさかの間髪入れずに言われた。













「ちょっと。

こっちは真剣に。」












「わかってる。

ごめん、ちょっと待って。」












「何をよ。」













「可愛すぎて、ここがAの実家と言うことを忘れて

自分を抑えられそうにない。」












「抑えられないって？」












「え。」












「え？」











これはまた別の問題が、

とか翔平はブツブツ言っている。












「、、、こっちは一世一代の告白をしたつもりなのに。

もう二度と言いません。」












「ごめんごめん。笑

本当に可愛すぎて嬉しすぎたんだって。

また言ってよ、Aちゃん？」












少し睨むと、なぜか翔平は嬉しそうに笑って、

仕切り直し、と椅子に姿勢よく座り直した。













背筋を伸ばした彼は、やっぱりカッコいい。













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