あなたを信じてる 7

8 ページ8

.









『めっちゃいいじゃーん！』









正直、そんな反応かなって予想してた。









ところが予想に反して。









宗隆君は私を一目見たら

何も言わずすぐ後ろを向いてしまった。









「あの〜宗隆さん？」








「ごめん、ちょっとやばいからやっぱ脱いで。」








「あの、やばいとはどう言うことでしょうか、、？

公然猥褻罪的な、、？」








「いやいや。

いいから、ほら、着替えてき。」








会話してる間も全然こっちを見てくれない。








もしかして、、、









「照れてる？笑」








「うるさいなー。」







間髪入れずに言われた。








あ、照れてるんだ。









「え、でもアメリカで遊んだ時もこんな感じの丈のドレスで

なんなら背中ガバッと開いてたじゃん。」









「アメリカの時はテンション高かったってゆーか、

外国感があって現実感ないと言うか、、

ここは俺のホームすぎてなんかやばい。」








「意味わかんないんだけど。笑」









「あーもー！

だから、

その格好でいられると我慢できなくなりそうだから

早く着替えてって言ってんの！」









「我慢できないって、、、！

そんなっ、え？」








いきなり言われて盛大にキャドってしまった。







「もー言わせんな。

好きな女側にいるのに我慢しないわけないでしょ！







とにかく早く着替えて。

俺リビング行ってるから。」








宗隆君は足音も荒く去っていった。









チラリと脱衣所の鏡をみると、

私の顔は真っ赤だった。









これからどう接すればいいのやら、、。











.

9→←7

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す