あなたを信じてる 7

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「A、結婚しよ。」










宗の口からいきなり発せられた言葉。











口に運ぶ途中だった卵焼きをポロリと落とす。










「え、、なんて、、」










「俺の奥さんになってほしいって言ったの。」











「いや、そう言うことじゃなく、、。」










「んーやっぱり俺、Aに本気で惚れてるわ。









色々考えてたのが俺らしくなかった。









純粋にずっと一緒にいたい。」











あまりに突然のことに思考が追いつかない。










テーブルに落ちた卵焼きをぼーっとみてしまう。










何か言わなきゃと焦った挙句。










「なんで、ですかね、、？」










変な感じに敬語で質問してしまった。









宗は目をまん丸にした後、

吹き出して笑顔で言った。









「ホント可愛い。








うん、Aはめちゃくちゃ可愛いし、

美人だしスタイルもよくて話も合う。









知ってると思うけど、

最初はそこに惹かれて絶対彼女にしたいって思った。










アメリカではバッサリ振られちゃったわけだけど。」










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