あなたを信じてる 7

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朝日を顔に感じ、

眠りから覚めるのを感じる。









あーこれ、二日酔いだわ。

やな感じ。











ていうか、昨日どうやって帰った？









まだ重い瞼をゆっくりと開ける。










開けると、心配そうな顔のAが

画角いっぱいに飛び込む。










「宗、大丈夫？」










「、、、朝から綺麗っすねネェさん。」











「ちょっともー！

心配してんのに！」










Aはプリプリしながらリビングに消えて行った。











ゆっくり身体を起こすと、襲う吐き気。










二日酔いほど意味のないものはない。










二度と飲まないって全人類思うよな、、。











何でこんなになったのか。










二日酔いで痛い頭をつかって、記憶を辿ると、











心臓がイヤな感じで跳ねた。










待って。まず何で俺ここにいる？










合コンでベロベロになって

朗希とタクシーに乗ったとこまでは覚えてる。









そっからの記憶がない！










急いでラインを確認すると、朗希から何件かメッセージ。











『昨日はお疲れ様。二日酔い大丈夫？

タクシー乗ったら、セカンドハウス行ってっていうから

連れてったよ。』









さすが朗希。

簡潔で分かりやすい。










そう思ったのも束の間。










『Aさん、彼女じゃないなら紹介してくれない？』










最後の一文に、固まる。










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