あなたを信じてる 7

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結局あの時のワンピースは

外出もしないので着れておらず、

大事にクローゼットにかけてある。









今のところ宗も何も言ってきていない。









でも軽く喧嘩？したことで、

宗との距離は縮まったように感じた。








そして、改めて宗に環境的にも精神的にも

寄りかかっていることを認識し、

何か私にできることはないか、と考え出した。










そんな時。








いつものように宗とご飯を食べ、

今日は宗が持ってきた漫画を読んでゴロゴロしていた。









ふと、宗を見ると。










「え、宗。

英語勉強してんのー？」









「んー、一応。」








一応と言いながら結構真剣な顔で英語のテキストを

読んでいたような。








そっか。









宗もいつになるかは分からないけど

メジャーに行く人だもんね。








「でもやっぱ難しいわ。

勉強の仕方もよく分からんし。

俺出来なさ過ぎてファンからもダメ出しされるもん。」








「えー、伝わればいいと思うけどな。







あっ、よかったら私が会話の相手になろうか？」









「え、マジ？」








「勿論！

ご希望とあれば、フランス語も中国語も韓国語もいけますよ？」









「自慢ウゼー。笑」










見つけた、私にできること。











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