あなたを信じてる 7

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それからというものの。









宗隆君は、ちょくちょく遊びにきてくれた。









オフの日の前の夜や、移動がないオフ日。










ご飯を私が作って一緒に食べたり、

宗隆君が持ってきた映画やお笑いを見たり

ゲームをしたり。










ナイターの日の午前中きてお昼ご飯を食べていくことも。









一度無理してないか聞いたけど、










「俺は今、

Aちゃんの顔を見ることが一番ストレス解消になる。」









と、ガンとして譲らなかったので

遠慮禁止という言葉も信じ、

何も言わないことにした。









私はといえば。









基本的に在宅でできる仕事だし、

外に出る元気もあまり出なかったこともあり

とにかく家にこもっていた。








動くとすれば

マンション併設のスーパーかジム。








結果的に本当に宗隆君の好意に

ベッタリ甘える形になってしまったし、









宗隆君が来てくれるのが唯一の楽しみになっていった。










一週間、二週間、三週間とあっという間にすぎ、

お互いの呼び方も『A』と『ムネ』に

自然となっていった。










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