9話 ページ10
しばらくして...
夏樹「落ち着いたか？」
『....はい。ごめんなさい。制服が涙で...』
大泣きしちゃったせいでオオカミさんの
制服が涙で濡れてしまった。
私は自分の制服のポケットからハンカチを取り出し、涙で濡れてしまったところを拭く。
夏樹「んなことしなくていい。」
そういってオオカミさんは立ち上がる。
『あ、あの！オオカミさん！』
夏樹「....夏樹。」
『....え？』
夏樹「須堂夏樹。だいたいオオカミさんってなんだよ。俺は人間だ。」
『ぁ...ごめんなさい...』
そうだよね。
初めて見たときにオオカミみたいだったから
ずっとオオカミさんって呼んでたけど
今考えたらすごく失礼だったかも...。
そう思ってしゅん、といていると
須堂くんは私の頭をポンと撫でて微笑んでくれた。
夏樹「お前はウサギみたいだな。」
『え？』
夏樹「オオカミに食べられないように気をつけろ」
そういって須堂くんは意地悪そうに笑う。
私はなんだか恥ずかしくって顔を真っ赤にしてしまった。
夏樹「で？なんでこんなところにいんだよ」
『ぁ...トイレに行こうと思ったら迷っちゃって...でももうトイレはいいかな。』
夏樹「...そうか。なら昇降口まで送る。」
昇降口。
南•美森「A！！！！！」
昇降口までくると2人は慌てて駆け寄ってきた。そうだよね。随分待たせてしまった。
美森「遅いから心配してたんだよ！？」
南「目が腫れてるし！なにがあったの？」
『待たせちゃって、心配かけてごめんなさい』
夏樹「とりあえず俺行くわ。じゃぁな。」
そう言って須堂くんはスタスタと帰って行ってしまう。
『あのね！話すと長くなるんだけど...』
私は南ちゃんと美森ちゃんにさっきあった
ことを話した。
美森「へぇ。夏樹がねぇ...?」
南「それで？Aは夏樹が好きになっちゃったわけね？」
!!!!!/////////////
『べっ、別に!//そ、そういうわけじゃ!////』
美森「赤くなっちゃってる！かーわいー！」
南「それにしても夏樹にしては珍しいわね」
この後2人にすごくいじられてから帰宅しました。
はやく明日にならないかな...なんて、ね。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 350人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
永瀬瞳 - 他の小説の内容をパクってますよね。 (2015年5月2日 8時) (
レス) id: 12299311b8 (このIDを非表示/違反報告)
霧桜 - 初コメ失礼します。 37話、一部名前変換できてませんよ? (2015年3月1日 0時) (レス) id: 8d58a37215 (このIDを非表示/違反報告)
祐萌 - 毎回、更新されるのを楽しみにしてます！ 頑張って更新していってください！ 影ながら応援してます！ (2015年2月28日 20時) (レス) id: 560602db5e (このIDを非表示/違反報告)
s - 3番で、プレゼントは寒いからカイロ!←・・・えっと、真面目に考えて、ウサギと狼のブローチはどうでしょう! (2015年2月27日 20時) (レス) id: aa592f3870 (このIDを非表示/違反報告)
なーさん - もっと詳しく言うと、、ウサギのぬいぐるみの首にペアのネックレスがついてる的なかんじです///♪（ｖ＾＿＾）ｖ (2015年2月27日 19時) (レス) id: 89f71d03d0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぷぅ。 | 作成日時：2015年2月25日 21時
