少年団のPDニム (ページ30)

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小さな天才ページ30

ーJN

日々は淡々と過ぎて行った

僕たちはダンスの練習をしてボーカルのレッスンを受けて
たくさん怒られながら、必死に食いついてた

最近は鶏胸肉だけしか食べてないし

JN「あーーー！お腹すいた！」

レコーディングを終えてコントロールルームの椅子に座ってるAにもたれかかる

Aは身長は167㎝で女子にしては高めだけど、華奢で細いから僕からしたら小さくて可愛い存在でしかない

「オッパー、重いー」

JN「オッパ力がでないよ」

レコーディングした音の編集をかちゃかちゃとしていくA

「オッパ、最近イケメンですね」

JN「え、あ、当たり前じゃん！オッパ自分がイケメンすぎて毎日びっくりしてんの！やっぱ、食べないべきか・・・」

画面のついてないパソコンに移る自分はやっぱかっこいい

「できた」

そう言ってメロディーと僕の歌声がマッチした整った音が聞こえてくる

本当すごいな、ほんとに６歳下？

僕が中１の時に小学１年生だったって本当？

そう言えば、Aって一人で暮らしてるのかな？家族と暮らしてるのかな？
急にこの天才のことが気になった