チーム ページ25
ーSG
Aの声の入ったI NEED U
正直、こいつがガチで歌ってる声は初めて聞いたかもしれない
よく作業しながら、ハミングとか呟くように歌ったりとかした時、綺麗な声だなとは思ってたけど
YG「・・・」
「どうですかね。歌い方、気になるとこあれば変えますけど」
言うことなんてないよ
こいつなんでアーティストにならなかったんだ
こんないい声もってて
YG「お前さ、なんでプロデューサーなの」
俺はPDもラッパーも諦めて
結局アイドルって枠の中にはいったけど
俺がこいつなら、自分で自分をプロデュースしてソロでやるのに
でも、返ってきた言葉は
「私、音楽が好きなんです。ただ、それだけで、なんでって聞かれると・・・
よく聞かれますよ、でも、作りたいんです、音楽を、ただ、それだけって変ですか」
そうか
こいつも俺と一緒じゃん
ただ”音楽が好き”
なのに変に嫉妬して、冷たくして
YG「わりぃな。今まで冷たくして。」
そんな言葉がパッとでた
「へ?」
嫉妬もしてた
あとは、きっと途中から入ってきたAをBTSメンバーの一人って認識したくなかったってのもあった
Aの作る音楽は誰もが嫉妬するくらい、いい音楽で
"こいつがきたから、俺らは一位をとれた”ってなりたくなかったのかも
まだ、一位とれてないけど・・・
でも、やっとこいつを認めることができた気がする
YG「ん。オッパって呼べよ、そろそろ。」
そう言ってAの頭をガシガシと撫でた
360人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:jinna | 作成日時:2021年12月3日 22時