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天才同士 ページ23
ーSG
そんなある日のことだった
「シュガさんって、いつになったら、心開いてくれますか?
いつになったら私のこと信じてくれますか?」
なんて、直球な言葉を投げてきた
バレてるよな、さすがに
態度に出してるし
「何が理由ですか、」
悲しそうにそういう俺の横に座ってるA
そういやーホバがかわいい妹!なんて言ってたな
どこがだよなんて思ったけど
Aの質問の答えを探した
でも、探せば探すほどAへの嫉妬だった
俺の夢だったPDをして、16歳って若さでK-POPの曲作りの面で一際目立つ存在になって
そんで金稼いで、自分の作りたい曲をこれでもかってくらい作って
おまけにダンスも歌も歌えて、俺のしたかったことをしてるAが羨ましかった
若いのに俺よりも才能があって評価されてる、そんなAが・・・
返事をしなかった俺にしびれをきらしたのか何も言わずに俺の小さな作業室を出ていってしまった
違うんだよ。
5歳も年上なのに。
こんな自分が恥ずかしかった
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作者名:jinna | 作成日時:2021年12月3日 22時