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冴島side
ヘリが現場に着陸するとそこにはバイクに跳ねられた15歳くらいの男の子が頭から血を流して倒れていた。
その男の子の隣にはバイクに乗っていたであろう40代くらいの男性が右手で左腕を掴みながら立っている。
白石「すみません、そこをどいてください。」
冴島「大丈夫ですよ。左腕痛みますか?」
男性「あ、いえ…。」
冴島「念の為救急車に乗って病院で検査を受けてください。」
救急隊員「連れていきます。」
冴島「お願いします。」
男性は救急隊員と共に救急車の方へ向かった。
男性の対応をしていたら、白石先生と藤川先生はもうすでにやれるだけの手当を終えていた。
白石「冴島さん、運ぶの手伝ってくれる?」
冴島「はい!」
そして、また私たちはヘリに乗った。
白石「こちら白石。患者は10代の男の子。頭部からの出血がひどい。頭部CTの準備もお願い。」
藍沢「了解。」
ヘリが運航している最中も、フライトドクター、フライトナースは一瞬も気を抜けない。
しかし、そんなことわかりきっているであろう藤川先生が何度も窓の外と患者さんとを定期的に見返している。
私も窓の外を見てみる。しかしなにも不審な点は見つからない。
冴島「藤川先生、どうかしたんですか?」
藤川「え?…あ、いやなんでもない!」
冴島「だったら、ちゃんと患者さんと向き合ってください。」
藤川「すみません…」
白石(…藤川先生、顔色が悪い気が…。気のせいかな?まさか乗り物酔い?…でも冴島さんが言った通り今は患者さんに集中しないと)
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ぺろり(プロフ) - かぷちーの さん» ありがとうございます!早く更新してリクエスト募集が少しでも早く再開できるよう頑張ります!! (2018年9月9日 16時) (レス) id: b0f91e8524 (このIDを非表示/違反報告)
かぷちーの - すみませんっ!ちゃんと説明文読んでませんでした。また今度リクエストしますね!これからも頑張ってください!! (2018年9月9日 14時) (レス) id: f6f5846a55 (このIDを非表示/違反報告)
ぺろり(プロフ) - mayさん» 応援ありがとうございます!リクエストもう一度お願いします! (2018年9月8日 0時) (レス) id: b0f91e8524 (このIDを非表示/違反報告)
ぺろり(プロフ) - ゆーふぉー.さん» ありがとうございます!せっかくそう言ってくださったのに更新が遅れてしまって申し訳ありませんでした。更新頻度高められるように頑張ります! (2018年9月8日 0時) (レス) id: b0f91e8524 (このIDを非表示/違反報告)
ぺろり(プロフ) - かぷちーのさん» 申し訳ありませんが、リクエスト募集期間外でのリクエストでしたので、こちらのリクエストは受け付けられません。もう一度リクエストをお願いします! (2018年9月8日 0時) (レス) id: b0f91e8524 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぺろり | 作成日時:2018年8月28日 21時