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緋山side

予定通り約10分後に翔北に着いた。駐車場には藍沢が待っていてくれた。

車を駐車し、車から降りる。

緋山「おはよ藍沢」

藍沢「おはよう。白石は?」

緋山「後ろ」

私は後部座席のドアを開けた。

緋山「白石ー、ついたよー」

白石「ん……」

白石をなんとか車から降ろし、藍沢にバトンタッチ。
藍沢が白石に肩を貸しゆっくりと歩きだす。
私は隣で軽く支えながら歩く。

緋山「体調どう?」

白石「気持ち悪い……ちょっと酔ったかも…。」

緋山「吐きそう?ベッドまで耐えれる?」

白石「ん…」

藍沢「緋山、症状は?」

緋山「嘔吐と下痢と発熱かな。熱は今日一回も測ってないけどだいぶ高いと思う。」

藍沢「症状的に見て胃腸炎の可能性が高いな。水分は摂らせたか?」

緋山「少しだけなら。胃が受け付けなくて…。」

藍沢「そうか…。一応点滴も打ったほうが良さそうだな。」


そんな会話をしているうちに予約したベッドに着き、白石を寝かせる。

藍沢「点滴取ってくる」

緋山「うん」

藍沢がいなくなると、入れ違いで冴島が入ってきた。

冴島「あ、緋山先生、おはようございます」

緋山「おはよ」

冴島「白石先生大丈夫ですか?話は藍沢先生から大体は聞きました」

白石「うん…大丈夫!」

白石はそう言って微笑んだ。

緋山「それのどこが大丈夫なのよ。説得力ゼーロー!まぁ、冴島ならわかってると思うけど」

少しいじってみた。

冴島「はい、ばればれです」

冴島もくすりと笑った。

冴島「白石先生、無理なさらないでくださいね?」

白石は少し申し訳なさそうに頷いた。

冴島「それじゃあ私は失礼します」

一礼して出ていった。

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ぺろり(プロフ) - かぷちーの さん» ありがとうございます!早く更新してリクエスト募集が少しでも早く再開できるよう頑張ります!! (2018年9月9日 16時) (レス) id: b0f91e8524 (このIDを非表示/違反報告)
かぷちーの - すみませんっ!ちゃんと説明文読んでませんでした。また今度リクエストしますね!これからも頑張ってください!! (2018年9月9日 14時) (レス) id: f6f5846a55 (このIDを非表示/違反報告)
ぺろり(プロフ) - mayさん» 応援ありがとうございます!リクエストもう一度お願いします! (2018年9月8日 0時) (レス) id: b0f91e8524 (このIDを非表示/違反報告)
ぺろり(プロフ) - ゆーふぉー.さん» ありがとうございます!せっかくそう言ってくださったのに更新が遅れてしまって申し訳ありませんでした。更新頻度高められるように頑張ります! (2018年9月8日 0時) (レス) id: b0f91e8524 (このIDを非表示/違反報告)
ぺろり(プロフ) - かぷちーのさん» 申し訳ありませんが、リクエスト募集期間外でのリクエストでしたので、こちらのリクエストは受け付けられません。もう一度リクエストをお願いします! (2018年9月8日 0時) (レス) id: b0f91e8524 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぺろり | 作成日時:2018年8月28日 21時

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