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緋山side

さっきバタン!というドアが閉まる音がして目が覚めたけど、きっと風とかで勝手に閉まったんだろうと思って気にせずもう一眠りしようと目を瞑っていた。
けど、数分後すごい咳き込む音が聞こえてまさかと思い起き上がると隣で眠っていたはずの白石がいなかった。
私は寝室を飛び出し咳き込む音の先に向かった。

すると、そこはやはりトイレの前でドアには鍵がかかっている。

緋山「白石!!ねえ白石!?大丈夫!?」

私はドアをドンドンと叩きながら白石を呼ぶ。

白石「…ひ、やませんせ……」

緋山「白石、鍵開けて!!」

白石「…大丈夫、、だから…」

緋山「意地っ張りはいいから!………親友、、でしょ?」

そう言うと少し間があったが鍵を開けてくれた。

緋山「白石!」

そう言って白石の斜め後ろについてそっと手を背中に当てる。

白石「ひやま…せん、せ…」

白石はなぜか涙目だ。

緋山「何泣いてんのよ、全く…。気持ち悪いのは?もう治った?」

白石「まだ気持ち悪いけど、もう吐け、ない…」

緋山「そっか。…よく頑張りました。寝室戻るよ?」

白石は弱々しく頷いた。
私は白石の体を支えながら寝室に連れていき、ベッドに座らせた。

緋山「トイレ掃除してくるからこれ持っときな」

もし気持ち悪くなったら吐けるように、とビニール袋を渡す。

白石「ん………ごめん」

緋山「しょうがないでしょ!今は医者じゃなくて病人なんだから」

白石を寝室に残して先程のトイレに入った。
トイレを一度流し、汚れは周りにはなさそうだけど念の為便座などは綺麗に拭く。

緋山(ん〜…胃腸炎かなー…。明日翔北に連れてくか)

一通り掃除をし終え寝室に戻ると白石はさっき見たときと指一つ変わらず俯いていた。

緋山「白石、大丈夫?」

白石は頷く。
きっと、少しも動きたくないくらい疲れてるんだろう。きっと体力も消費している。

緋山「水分摂れる?」

今度は首を横に振った。

緋山「んー…脱水めっちゃ心配だし…。一口でもいいから飲めない?」

白石「…………。わかった……。」

白石は一口だけスポーツドリンクを飲み、その後ベッドに横になった。
そこで私は白石の額に手を置き熱を確かめる。

緋山「あがってる…」

白石の額に貼ってある冷えピタを新しいのに変えた。
とりあえず、これで朝まで様子を見ることにした。

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ぺろり(プロフ) - かぷちーの さん» ありがとうございます!早く更新してリクエスト募集が少しでも早く再開できるよう頑張ります!! (2018年9月9日 16時) (レス) id: b0f91e8524 (このIDを非表示/違反報告)
かぷちーの - すみませんっ!ちゃんと説明文読んでませんでした。また今度リクエストしますね!これからも頑張ってください!! (2018年9月9日 14時) (レス) id: f6f5846a55 (このIDを非表示/違反報告)
ぺろり(プロフ) - mayさん» 応援ありがとうございます!リクエストもう一度お願いします! (2018年9月8日 0時) (レス) id: b0f91e8524 (このIDを非表示/違反報告)
ぺろり(プロフ) - ゆーふぉー.さん» ありがとうございます!せっかくそう言ってくださったのに更新が遅れてしまって申し訳ありませんでした。更新頻度高められるように頑張ります! (2018年9月8日 0時) (レス) id: b0f91e8524 (このIDを非表示/違反報告)
ぺろり(プロフ) - かぷちーのさん» 申し訳ありませんが、リクエスト募集期間外でのリクエストでしたので、こちらのリクエストは受け付けられません。もう一度リクエストをお願いします! (2018年9月8日 0時) (レス) id: b0f91e8524 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぺろり | 作成日時:2018年8月28日 21時

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