かまってください【ｼﾙｸ】 (ページ1) - 小説

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「シルクー、おはよう。」

「うるせー。今動画編集してんだよ。」

こう見えて、実はあたし達付き合ってます。

全然かまってくれない。デートもあんまりしない。

あたしはもっと、満足した高校生活を送りたいの。

なんで、構ってくれないの。

「やほー、マサイ。」

「ん、A？シルクはいいの？」

「いいの。動画編集してるって。」

…なのに。

いつもはツンツンしてるくせに。

「あー。そんなに構って欲しいなら、動画編集見とく？」

「え。」

そんな事、言わないでよ。

また、また、好きになって行く。

あたしはこう見えて、単純なのです。

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作者名：立花歌音 | 作成日時：2017年3月29日 17時