【レトルト視点】 ページ49
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“出てって！”
そう言われてから、外を歩いている。さっきから何度目かも分からない、ため息をついた。
「はぁ……俺は馬鹿や」
なんで、あんな事言ってしもうたんやろ、Aはキヨくんが好きやって、ずっと前から知ってるはずやのに。
無性に、腹立ったんや。キヨくんに恋をしているAに。叶わない恋をしているAに。
キヨくんに恋するなら、俺の方が幸せにしてやれるのに。そんな自信まで生まれた。けど、結局はAを泣かせてしまった。
どうしようか、とうっしーに相談する。
『はぁ？ 喧嘩？』
「そうや、つい余計な事言うてしまってん、キヨくんはAちゃんの事なんか好きやないって。ほんま、馬鹿や俺。どうすればええん？」
うっしーは、Aがキヨくんを好きなのを、見抜いていた。なので、こうしてうっしーと会った時は、Aの恋愛相談をしたりしていたのだ。
『アホ。そう言う時は、本音を言えばいいんだよ。本当は、好きだからそう言う事したんだ、ごめんって素直に謝ればいいんだよ』
とにかく、もう切るぞ。そう言って、うっしーは電話を切った。俺の足は、Aの家へと向かっていた。
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琴乃(プロフ) - ぐーたんさん» コメントありがとうこざいます！引き込まれる、とのコメント、凄く嬉しいです！応援ありがとうございます！！ (2018年1月13日 21時) (
レス) id: 06a9187ae1 (このIDを非表示/違反報告)
ぐーたん(プロフ) - コメント失礼します！ すごく引き込まれて、先がきになってお気に入りにしてますっっ！ これからどうなっていくのか楽しみです！！これからも応援してます！ (2018年1月13日 21時) (レス) id: c5a1791278 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椿 柊乃 x他1人 | 作成日時：2018年1月12日 21時
