「好きじゃない」 ページ42
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《今日、会える？》
そんなメールが送られてきた。レトくんから、だ。レトくんからのメッセージに、少し嬉しく思いながら《会えるよ》と、返信する。
お兄ちゃんも、最俺のメンバーで会うみたいで、いなかった。だから、今度はちゃんとお兄ちゃんにも伝えて、レトくんを呼んだ。
ピンポーン、とインターホンが鳴る。ドアを開けると、レトくんが立っていた。
「どうぞ、」
「お邪魔しまーす」
レトくんはそう言って、部屋に入っていく。リビングの椅子に腰掛けると、真剣な顔をして言った。
「Aちゃんって、まだキヨくんの事好きなん？」
そう聞かれて、どう答えれば良いのか分からなくてなってしまった。
確かに、レトくんのお陰で前よりかは好き、という感情が減っていった気がする。
しかし、まだ。まだ、完全にお兄ちゃんの事を忘れられていない。お兄ちゃんを思い出すたび、胸が痛むから。
「まだ、好きだけど……どうして、そんな事聞くの」
そう聞くと、レトくんは下を向きながらも、こう言ったんだ。
「キヨくん、Aちゃんの事は恋愛感情で好きじゃないらしいで？」
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琴乃(プロフ) - ぐーたんさん» コメントありがとうこざいます！引き込まれる、とのコメント、凄く嬉しいです！応援ありがとうございます！！ (2018年1月13日 21時) (
レス) id: 06a9187ae1 (このIDを非表示/違反報告)
ぐーたん(プロフ) - コメント失礼します！ すごく引き込まれて、先がきになってお気に入りにしてますっっ！ これからどうなっていくのか楽しみです！！これからも応援してます！ (2018年1月13日 21時) (レス) id: c5a1791278 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椿 柊乃 x他1人 | 作成日時：2018年1月12日 21時
