「ゲームセンター」 ページ14
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「そっ、か。」
レトくんは、言葉をなくした。私になんて声をかければいいのか、迷っているのだろう。
でも、レトくんは私に励ましの言葉を掛けなかった。その代わり、私を、ぎゅっと抱きしめてくれた。
それに、温もりを感じた。とても、暖かかった。
「レト、くん……っ！」
それから、レトくんは私が泣き止むまで、そうしてくれた。でも、不思議とすぐに泣きやめた。
私が泣き止むと、すぐにゲームセンターに向かった。私が泣いた事によって、時間がロスしてしまった。
「ごめんね、時間なくなっちゃって」
「別にええよ、その時間もAちゃんがキヨくんを忘れさせる為にはええ時間になったはずやから」
「……本当に、ありがとう」
そう言って微笑むと、レトくんも優しく微笑んでくれた。
＊
＊
それから、ゲームセンターに着いた。お兄ちゃんが実況者と言う事もあり、ゲームはよくしていた。
けれど、レトくんも実況者。もしかしたら、ボロボロに負けてしまうかもしれない。
「あ、アレやろうや！」
「いいよ」
レトくんが指を指した、リズムゲーム。やってやろう、そう思ってお金を入れた。
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琴乃(プロフ) - ぐーたんさん» コメントありがとうこざいます！引き込まれる、とのコメント、凄く嬉しいです！応援ありがとうございます！！ (2018年1月13日 21時) (
レス) id: 06a9187ae1 (このIDを非表示/違反報告)
ぐーたん(プロフ) - コメント失礼します！ すごく引き込まれて、先がきになってお気に入りにしてますっっ！ これからどうなっていくのか楽しみです！！これからも応援してます！ (2018年1月13日 21時) (レス) id: c5a1791278 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椿 柊乃 x他1人 | 作成日時：2018年1月12日 21時
