「お兄ちゃんの親友」 ページ2
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なんか、自分から言ったけれどそれはそれで辛い……、なんて。何言ってるんだろう。
はぁ、と溜息をついて料理をした。数分後、簡単な朝食が完成した。
「うお〜！ やっぱうまそーだな！！」
「ありがとう、」
「じゃ、いただきまーす！！」
お兄ちゃんは大きな声でそう言うと、バクバクと食べ始めた。……すごい食欲だ。
そんなお兄ちゃんに苦笑いしていると、思い出した様に、お兄ちゃんが「あっ！」と声を出した。
「そういえばさ、今日。俺の親友来るんだけど……いい？」
親友、かぁ。どんな人だろう。男、女？ そんな事を気にしてしまう私は、やっぱりお兄ちゃんの事を意識してしまっている。
そういえば私、お兄ちゃんの事を何も知らない。もしかしたら、今彼女ができているかもしれない一一。
あぁ、なんでそんな事を考えてしまうんだろう。気持ちを悟られない様に、下を向く。
お兄ちゃんは不思議そうな顔をして、私を覗き込んだ。その仕草だけでも、ドキッとしてしまった。
「いい、よ」
そう言うと、お兄ちゃんは「ありがと！！」と笑って言ってくれた。
お兄ちゃんの予定を、私がどうこう言う筋合いはない。だから、いいよって言ったのだ。
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琴乃(プロフ) - ぐーたんさん» コメントありがとうこざいます！引き込まれる、とのコメント、凄く嬉しいです！応援ありがとうございます！！ (2018年1月13日 21時) (
レス) id: 06a9187ae1 (このIDを非表示/違反報告)
ぐーたん(プロフ) - コメント失礼します！ すごく引き込まれて、先がきになってお気に入りにしてますっっ！ これからどうなっていくのか楽しみです！！これからも応援してます！ (2018年1月13日 21時) (レス) id: c5a1791278 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椿 柊乃 x他1人 | 作成日時：2018年1月12日 21時
