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「えっと、まだよく分からない、から」

 快斗の事を、いつ好きになったのかと聞かれれば分からないし、どこが好きなのかと聞かれても答えられないかもしれない。けれど、好きと言う自覚はある。
 しかし、そんな私の返事を快斗は納得いかないようだった。

「じゃあさ、もしソイツが他の女子と仲良くなってたら嫉妬する?」

 私の気持ちに気付かせようとしているのか、快斗はそう聞いて来た。その質問を真面目に捉え、先程の情景を思い浮かべる。青子と快斗が、笑っているその一枚。
 青子を応援したいと言う気持ちもあるけれど、確かに快斗の隣で青子が笑っていると、とても寂しいと言うか、自分も隣にいたいと言う気持ちになる。

「嫉妬、するかも」
「そう。じゃあ、何で嫉妬するんだ? もしソイツの事が“友達感情”として好きなら、ソイツの幸せを願ってあげたいと思う筈だ。……それって、恋ってヤツなんだよ」

 そんな事、分かっている。
 けれど、今更好きと言う気持ちを伝えて何になるんだろう。快斗は青子が好きで、青子も快斗が好き。今付き合っていないのは、お互い気持ちが伝えられないだけだ。
 そんな快斗に、告白しろと言われても無理な話だ。

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青龍 葵(プロフ) - 読んでて疑問に思ったのですが、夢主が「蘭」のことを「蘭姉ちゃん」と呼べるようになったと書いていながらも所々『蘭ちゃん』呼びなのはどうしてですか?脱字ですか? (2018年7月10日 3時) (レス) id: 00ef3d910e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:椿 柊乃 x他1人 | 作成日時:2018年1月27日 16時

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