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「お邪魔しま〜す」

 そういって扉を開ける。『なんか照れる』と快斗は私に笑みを浮かべた。

「何照れてるの、青子ちゃんいつも連れてるくせに」
「嗚呼、それも知ってんのか」

 照れ臭そうに下を向く快斗。やっぱりそこは、アニメ通り、快斗は青子が好きなのかもしれない。て言うか、その組み合わせしか考えられないし……当たり前か。
 自分が快斗を好きだと知ったから、快斗は青子が好きと思ってしまうとどうしても傷付いてしまう。気持ちを悟られない様に、私も下を向いた。

「青子にも、紹介してぇな」
「本当よ、私にも紹介してくれても良いじゃない?」

 快斗がそう呟いた時。青子が、後ろから快斗の肩を叩いた。快斗はそれに驚いた表情を見せたけれど、嫌そうな素振りは一切見せなかった。

「あ、青子!? お前、いつの間に!」
「だって、女の子が家に入って来る姿が見えたから……前くれた、合鍵で入ったの」
「めっちゃビックリしたんだからな?」

 青子がそう言うと、快斗はため息をついた。次に、青子は私の方を向いた。下を向いた私に、青子はにこりと笑みを浮かべる。

「えっと、私は中森青子って言うの。よろしくね」
「あ、よ、よろしくお願いします、青子さん」
「青子さん、なんて付けなくても良いよ?」

 緊張して話した私に、青子はそう告げた。

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青龍 葵(プロフ) - 読んでて疑問に思ったのですが、夢主が「蘭」のことを「蘭姉ちゃん」と呼べるようになったと書いていながらも所々『蘭ちゃん』呼びなのはどうしてですか?脱字ですか? (2018年7月10日 3時) (レス) id: 00ef3d910e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:椿 柊乃 x他1人 | 作成日時:2018年1月27日 16時

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