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「いるよ、好きな人」
「えぇ!? おるん!? 誰なん?」
「……いや、多分和葉ちゃんも蘭ちゃんも分からない人、だと思うよ?」

 そう言うと、和葉ちゃんは「えぇ、すっごくきになるんやけど」と笑った。しかし、深入りはしなかったので助かった。
 まだ、頭の整理ができていなかったのだ。彼、黒羽快斗が好きなのかと聞かれると好きだが、いつ好きになったのか、とかどこが好きなのか、などは答えられないだろう。




 お風呂から上がると、コナンくんと一緒に寝る事になってしまった。とは言っても、一緒の布団に寝ると言う事だけど。

「そーいえばさ、聞きたい事があるんだけど」
「……? なに?」

 夜、コナンくんが口を開いた。すると、みんなに聞こえない様に全身を布団に被せた。コナンくんとの距離が、一気に近くなる。

「Aの、好きな人って……誰なんだよ」
「!」

 顔は合わせず、そう聞いてくるコナンくん。どう答えればいいのか分からず、黙っていると。

「トリップしてから出会った男……俺と平次と、怪盗キッド。……まさか、怪盗キッドか?」

 コナンくんが、そう言ってきた。中々鋭い。

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青龍 葵(プロフ) - 読んでて疑問に思ったのですが、夢主が「蘭」のことを「蘭姉ちゃん」と呼べるようになったと書いていながらも所々『蘭ちゃん』呼びなのはどうしてですか?脱字ですか? (2018年7月10日 3時) (レス) id: 00ef3d910e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:椿 柊乃 x他1人 | 作成日時:2018年1月27日 16時

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