2-7 ページ12
.
帰り道。今日はそのまま家に帰る事になった。そしてたちまち、そこにいるのは、哀ちゃんとコナンくん、私の3人になってしまう。
それから、哀ちゃんは口を開いた。
「少し聞きたいのだけれど。Aさんは、本当に私達の正体を知っているの?」
「そうだよ、哀ちゃんの正体も知っている。……シェリー、黒の組織の一員でしょう?」
「っ!」
それを聞いた瞬間、哀ちゃんが息を呑むのが分かった。やはり、多少は疑っていたんだろう。私が、本当にトリップしてきた人間なのではないかと。
「……そう。私の正体を知ってるのなら、すぐに襲うはずでしょうし、今の所は信じてあげるわ」
「そうしてくれると助かるよ」
そう言うと、哀ちゃんは微笑んだ。コナンくんも、それを見て微笑んでいる。
「じゃ、灰原。またな」
「えぇ、またね、江戸川くんに、Aさん」
哀ちゃんは、そう言って家の中に入っていく。私達も、毛利探偵事務所の方向に足を進めた。
142人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
青龍 葵(プロフ) - 読んでて疑問に思ったのですが、夢主が「蘭」のことを「蘭姉ちゃん」と呼べるようになったと書いていながらも所々『蘭ちゃん』呼びなのはどうしてですか?脱字ですか? (2018年7月10日 3時) (レス) id: 00ef3d910e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:椿 柊乃 x他1人 | 作成日時:2018年1月27日 16時